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秋田県林産地見学

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2023.7.20

先日、産地直送で秋田杉を提供いただいている現地の材木屋さんへ訪問して参りました。 

秋田県には世界的に有名な白神山地がありますが、その周辺の材木を伐採、製材されていらっしゃいます。

 建築用材として使用される材木の樹齢は50~60年。そこに至るまでに、下草刈りに始まり、間伐、枝打ち、を繰り返してようやく伐倒に至ります。

そこからすぐに製材ではなく、水分を多く含んだ重い樹木を製材所に運び、乾燥させてから、いよいよ製材に至ります。 

製材も1度で仕上がるものでなく、何回か加工し、手間隙をかけて仕上がります。 

今回の研修では青森県側から山形県側までを縦断しましたが、秋田県は、山、川、田、池、海、と自然に恵まれた環境で、林業、農業、それらを加工する産業が非常に多く見受けられました。 自然と生活が密着した暮らしを羨ましくも感じました。

 余談ですが、「釣りキチ三瓶」の作者が秋田県出身と後から知りましたが、雄大な自然の中から、あのような作品が生まれたことは自然なことと感じました。